いわゆる「リサイクルショップ」とは、ある人が不要になったものを買い取り、別の人に売るという不用品処分の仕事に含まれる。 昨今の環境問題で声高に叫ばれている「ゴミ」問題だが、少なからずこのゴミ問題の解決に向けて助力しているこの仕組みを私は好きである。 一般的に、ある人が使用して不要になった者には、取得価額以下の値段が付けられ買い取られる事になるが、ある場合には取得価額以上の買い取り価格が付く事がある。経年によるプレミア(希少価値)が付く場合がある。当人にとっては興味や使用する必要がなくなったものが、世界的に見れば非常にレアなものである。これは、視点や観点によって物の価値は大きく変わるということを教える良い事例だと私は思う。不用品処分は言い方によっては、価値の再発見の現場ともいえよう。

不用品として私がすぐに思いつくのは、着古した洋服である。タンスの肥やしとも表現されるそれらは、どこの家庭にも存在する不用品であろう。 さて、人が服を着るようになったのはかなり昔のことからであるが、つまり、不要な服が存在し始めたのもかなり昔のことからだったと言えよう。その証拠に、古着の不用品処分を商売として日本では室町時代から店があったそうだ。その時代は、買い取った古着は裂き、再度織りなおして新しい着物にしていたらしい。 現在では、インターネットの技術が発達し、店舗買い取りだけではなく、個人でオークションに出品できる環境が整っている。 最先端の新品を購入するのもよいが、フリーマーケットやリサイクルショップをめぐり掘り出し物を見つけることで、自らの目利き力を培うのと同時に、不用品処分の一旦を担い、環境ほどに役立つのも悪くないだろう。